園田通訳が逃げてしまったことを反省「僕が受けるべきでした」

■ドジャース 5ー0 パドレス(日本時間12日・サンディエゴ)

 ドジャース・山本由伸投手にアクシデントがあった。11日(日本時間12日)の敵地・パドレス戦で、三塁ベンチで戦況を見守っていた際にファウルボールが右肩付近に直撃。大事には至らなかったが、試合後、横にいた園田芳大通訳は「僕が受けるべきでした」と苦笑いで反省した。

 ヒヤリとした場面は5回だった。2死二塁で、パドレスのカイル・ヒガシオカ捕手が放ったファウルが、バウンドしてドジャースベンチにいた山本の元へ。咄嗟に左手を出して防御しようとしたが、右肩付近に当たった。

 直後に笑顔を見せ、試合後のクラブハウスでも米記者から「大丈夫?」と聞かれても「OK」と答えていた。その後、私服に着替えて普段通り帰路に就いた。

 一方、少しバツを悪そうにしていたのが園田通訳。ボールが来た際に逃げてしまったことを反省していた。もともと野球経験はないが、最近はフリー打撃の球拾いでグラブをはめ練習中。3億2500万ドル(約503億円)男の“相棒”として、右腕を次こそ守って見せる。(川村虎大 / Kodai Kawamura)