オリ・山下舜平大が復帰登板で5回無安打投球を披露した

■ヤクルト 5ー4 オリックス(16日・京セラドーム)

 オリックスの山下舜平大投手が16日に京セラドームで行われたヤクルト戦に先発し、勝ち負けはつかなかったが5回を無安打1失点、9奪三振という投球を披露。不調で一時抹消となっていたが、復活を予感させる内容にファンは「ヤバくなって帰ってきた」と“歓迎”している。

 山下は初回、四球や自身の暴投が絡んで1点を失ったものの、2回以降は立ち直った。四回は先頭の長岡秀樹内野手をフォークボールで3球三振、村上宗隆内野手は158キロ直球で見逃し三振、ドミンゴ・サンタナ外野手は再びフォークで空振り三振に。クリーンアップを3者三振に仕留めた。村上とは2打席の対戦でいずれも三振にしていた。

 昨年9勝を挙げ、新人王に輝いた22歳は開幕ローテーションに入りながらも、3戦2敗。計11失点で4月20日に出場選手登録から外れた。復帰登板となったヤクルト戦で再び存在感を示した。

「パーソル パ・リーグTV」が山下の好投の公式YouTubeに「フォークのキレ素晴らしく……」といったタイトルをつけて投稿。ファンは「復活してくれそう」「全員が待ってた」「ガチのバケモノや」「やっぱ別格」と復帰登板を喜んだ。また、フォークボールについても「フォークをこれだけ操れたの去年でも見た事なかった」「精度上がってる」「オリジナル変化球になりそう」と今後の飛躍に期待していた。(Full-Count編集部)