◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 3日目(30日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)◇晴れ(観衆3013人)

順延された第2ラウンド(R)の未消化分終了後、予選通過77人で午後2時からスタートした第3Rは同6時7分に日没サスペンデッドとなり、6人しかホールアウトできなかった。31日の最終日は午前7時10分に第3Rを再開。最終Rはペアリングを変更せず、同8時15分から行う予定。

暫定首位はツアー2勝の池村寛世で、9ホール(H)で5つ伸ばして通算15アンダーとした。「疲れましたね」と長丁場の一日を振り返り、「ショットもパットも大分良くなってきたのであまり不安はない。落ち着いてプレーできればいい順位で終われるんじゃないかなと。あまり気負うことなく、ほのぼのと」と3勝目へ向け意気込みを新たにした。

今週、キャディを務める坂口琴音さんと5月に入籍することも明らかにし、「気持ちよく皆から『おめでとう』と言われたので、早く勝ちたい」と気合を入れた。

14アンダー暫定2位に、ツアー未勝利で最終組の佐藤大平と嘉数光倫(ともに消化9H)が並ぶ。

ツアー史上8人目のアマチュア優勝を狙う中野麟太朗(早大)は9Hを終え1バーディで、首位と2打差の13アンダー。ツアー5勝の金谷拓実が10Hで3つ伸ばし、清水大成(同9H)とともに中野に並んだ。

昨年大会覇者の今平周吾は9アンダー同19位(同16H)。22年シーズン賞金王の比嘉一貴は4アンダー同50位(同10H)。ツアーで初の同組となった石川遼、弟の航は9Hを終えて2アンダー同65位で、昨季2勝の平田憲聖(同10H)らと並んでいる。