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200年先までどんな情報を残そうか? 黒歴史間違いなしのラブレターとか?

後世まで言い伝えを残したいけど、デジタルメディアは信用しきれないところがある。HDDもSSDもUSBメモリも30年くらいなら記録を残せるだろうけど、曾孫、玄孫(やしゃご)、来孫(らいそん)、昆孫(こんそん)の世代に情報を伝えるとしたら、紙に印刷するか、石版に掘るか、口伝をレコードに刻むくらいしかないかも。

でも、Machdyneの「Blaustahl Storage Device」は違います。メーカーいわく、55℃までの環境であれば95年。35℃までなら200年以上もデータを保管し続けることができるんですって。

ただし、こいつの容量は8KBだけどね。

半導体メモリにはさまざまな種類がありますが、このBlaustahl Storage Deviceで使われているのは、強誘電体メモリのFeRAM(FRAMとも呼びます)。高速書き換えや低消費電力のほかにも、過酷な状況でデータを記録し続けられるメリットがあります。だから高温になりやすい車載デバイスなどで使われてきた半導体ですし、放射線耐性もあることから、人工衛星や宇宙船の分野でも期待されています。

ただし、8KBといったら半角で8,192文字、全角で4,069文字しか記録できないけどね。

それでも夢があるじゃないですか。たったの29.95ユーロ(約5,000円)でUSBタイムカプセルが手に入るだなんて、さ。

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