能登半島地震で海底が隆起するなど大きな被害を受けた
珠洲市の揚げ浜式塩田では、4月24日から塩作りを再開しました。
珠洲市では、江戸時代から「揚げ浜式製塩の技術」を守り続けていて、
国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
作業は近くの海から海水をくみ上げることから始まりますが
能登半島地震で海底が隆起し海岸線が60メートルほど沖にずれてしまいました。
道の駅すず塩田村では少しずつ従業員が戻り初め復旧作業を進めてきました。
4月24日ようやく釜の火を入れて塩作りの再開にこぎつけ
関係者による神事が行われました。
道の駅の施設は建物の被害などで再開のめどが立っておらず
当面はネットや物産展などで塩を販売していくということです。