ハルメク おしゃれ編集部員・峯積のファッション連載。今回は初夏の寒暖差を快適に乗り切る「ジャケット」がテーマ。おしゃれと実用性を兼ね備えた“ちょうどいい”アイテムを、同世代モデルの着回し見本とともにお届けします。ぜひ参考にしてみてください。
初夏の寒暖差対策に薄手のジャケットが大活躍
5月も終盤となり、日に日に夏めいた気候になってきました。しかし、昼と夜の寒暖差や急な雨による冷え込み、冷房の効き過ぎによる外気との気温差で、何を着たらいいのか迷う方は多いのではないでしょうか。
そんな季節に便利なのが、サッと羽織れる春夏用のジャケット。軽くて快適な着心地で、紫外線対策にも役立つアイテムをピックアップしてみました。
きれいめにもカジュアルにも使える2WAYジャケット
まずはUVカット効果のあるフード付きジャケット。サラッとした肌触りのフードが首回りをカバーしてくれるので、ちょっと汗ばむ日の外歩きでも快適に過ごせるんです!
アクティブな気分のときは写真のように、デニムやスニーカー合わせでカジュアルに。普段着っぽくならないよう、赤のバッグ&ボーダーTシャツをアクセントに。夏っぽさを感じる“ちょいマリン”風コーデで、おしゃれ感をプラスしました。
フードを外せばよそゆきモードに!
実はこのフード、取り外しが可能。 襟のボタンを外せば、よそゆき風のノーカラージャケットに早変わり! シンプルな形で上品なコーデにもハマるので、ちょっとかしこまった集まりや、素敵なレストランへ行くときにも大活躍。今回は全身をペールトーンのアイテムでまとめて、上品な雰囲気に仕上げました。
フェミニンもクールも自在!ニットジップブルゾン
お次はジップの閉め方次第で表情の変わる、ニットジップブルゾン。 ニットのやさしく上品な印象に、フロントジップがアクティブな印象を演出してくれます。
フェミニンな雰囲気に着こなしたい場合は、ニットのやさしい素材感と色合いを生かしたワントーンコーデがおすすめ。オフホワイトのTシャツとふんわりスカートの組み合わせは、ナチュラルながらもお出掛け感もアリ。レースアップシューズでエッジを効かせれば、よりおしゃれなムードが際立ちます。
黒アイテムを合わせればモードな雰囲気に!
クールな印象に着こなしたい場合は、黒のボトムスや小物を合わせたコーデを。ジャケットのジップを首元まで上げれば、全身のシルエットがシュッと引き締まった印象に。やわらかな素材の質感で、ほんのり女性らしさが出るところも、ニットジャケットならではのポイントです。
おしゃれにきめたいときにも、体温調整にも“ちょうどいい”ジャケットは、来たる梅雨時にも重宝すること間違いなし! 羽織るたびに気分の上がる一枚を身に着けて、不安定な気候も心地よく素敵に乗り切りましょう♪