ブッシュクラフトを中心に多くのキャンプギアを発売しているBush Craft Inc.から個性的な焚き火台『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』が発売されました。2024年2月に発売されたばかりの新しい焚き火台をキャンプで使い込んできたので、良かった点・注意点を細かく紹介します。焚き火台選びの参考にしてください!

※本記事にはプロモーションが含まれています。

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』の概要

『SUS クロスファイヤースタンド』は、ベンチのようなデザインが特徴の焚き火台です。

横幅の異なる「シングルサイズ(横幅約59.5cm)」と「ダブルサイズ(横幅約87.5cm)」の2サイズ展開で、それぞれ「焚き火台単体」、ゴトクと網が付属した「クッキングセット」、ゴトクと網、風防が付属した「フルセット」の3つのパターンから選ぶことができます。

今回は、横幅が広い『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』の「フルセット」を利用しました。

「フルセット」は、焚き火台にゴトクと網、風防がセットになっているため、焚き火だけでなく焚き火調理まで存分に楽しむことができます。

セット以外にも、単品で以下のオプション商品を購入可能です。

【単品購入できるオプション商品一覧】

  • 交換用メッシュ
  • ウインドシールド(風防)
  • ゴトク
  • 焼き網
  • 火消袋
  • 焚き火ほうき
  • 焚き火シート

SUS クロスファイヤースタンドの魅力を最大限活かすなら、ゴトクと風防付きのフルセットがおすすめ!

『Bush Craft Inc./SUS クロスファイヤースタンド ダブル』スペック
サイズ 【本体】
広げたサイズ:長さ約87.5cm × 幅約40.5cm × 高さ約27cm
閉じたサイズ:長さ約87.5cm × 幅約5.5cm × 高さ約42cm
【メッシュ】約75cm × 幅:約36cm
【ゴトク】長さ約43cm × 高さ約14.8cm
【焼き網】高さ約44cm × 高さ約26cm
【ウインドシールド】高さ約50cm × 幅約151cm
重量 【本体】約1,510g
【メッシュ】約200g
【ゴトク】約680g
【焼き網】約210g
【ウインドシールド】約2.3kg
材質 【本体】ステンレス
【メッシュ】ステンレスメッシュ
【ゴトク】鉄
【焼き網】ステンレス
【ウインドシールド】 亜鉛版
価格(税込) 【本体】11,572円
【クッキングセット】14,751円
【フルセット】19,349円

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』5つの魅力

ここからは、『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』を実際に使ってみて良かったポイントを5つ紹介します。

●魅力①1秒で設営できる

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』は、わずか1秒で設営できる画期的な焚き火台です。

専用の収納袋から取り出し、パッと開くだけで設営が完了します。開いて置くだけなので折り畳みチェアを広げる感覚と同じでした。

面倒な組み立てが不要で、わずか1秒で焚き火の準備ができるため、キャンプ初心者の方でも説明書を見ることなくスムーズに設営できますよ。

キャンプ場についたらすぐ焚き火を始められます。ただ置くだけで完成するので焚き火を長く楽しめますね。

●魅力②1,500gと軽い!

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』は、重量1,400〜1,500g程度と軽量タイプの焚火台です。

軽さの理由は「シンプルな構造」と「素材」。

構造をシンプルにすることで部品を最小限に抑え、軽量なステンレス脚とメッシュの火床を組み合わせ、軽量化を実現しました。

サイズの大きい焚き火台ですが、指1本で持てるほど軽量に仕上がっています。

専用の収納袋も付いているため持ち運びも便利ですよ。車から離れたキャンプサイトに荷物を移動する時でもラクラク運べますね。

脚のフレームがものすごく軽かったです。

軽量ながら安定感はあるので、安心して焚き火を楽しむことができますよ。

●魅力③大人数でも対応できる2バーナー焚き火台

横幅87.5cmの広々とした火床は、薪を2箇所並べて使うことができる広さがあります。

片側は調理用の焚き火を、もう片側で暖を取る焚き火を楽しむなど、1つの焚き火台で異なる使い方ができるのは『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』最大の魅力です。

オプションのゴトクを使えば、鍋やダッチオーブン、網をのせることができ、焚き火料理を存分に楽しめます。

2箇所の火力を変えることで、煮込み料理と焼き物など、同時に異なる料理を作っても面白いですね。

同じ焚き火台で2箇所薪を置くのは初めてでしたが、豪快に薪を使う楽しさを味わえました。

炎の高さを出すよりも、幅を広げて楽しむ焚き火台ですね。

網で肉を焼いている横で鍋を温めるなど、焚き火調理がスムーズにできます。

●魅力④分解して洗える

サイズが大きい焚き火台でありながら、分解が非常に簡単です。

ネジを1個外すだけで、フレーム脚、メッシュ、センターバー、ネジに分解できます。

メッシュを取り外せるので、隅々まで洗いやすく、焚き火台をきれいに管理することができます。

工具不要で誰でも簡単に分解できるので、力に自信のない方やキャンプ初心者の方でも安心ですよ。

●魅力⑤専用の風防とゴトクが便利

ウインドシールド(風防)とゴトクはかなり便利に使えました。

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』は、風を防ぐ機能がないため風が強い日に焚き火をすると灰が飛んでしまいます。

専用につくられた「ウインドシールド(風防)」を設置することで、炎を風から守り、風が強い日でも安心して焚き火を楽しむことができます。

ペグとリングがセットになっているので『クロスファイヤースタンド』を囲んで、しっかり固定できますよ。

また、専用のゴトクはフレームにしっかり固定されるため、重いダッチオーブンを置いても安定します。

網を2つの高さに置けるなど細かい工夫があり使いやすかったです。

オプションがあると格段に使い勝手がよくなります。

風が強い日に風防がないと大変なことになるので風防は必ず用意しましょう。

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』の注意点

ここからは『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』を使う上での注意点を紹介します。

●注意点①収納するには横幅が必要

サイズが大きいことは『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』のメリットでもありますが、収納場所を工夫する必要があります。

横幅が87.5cmあるため車のトランクや、自宅の収納場所に入るか確認が必要です。

他のキャンプギアと調整しながら積み込みを行いましょう。

●注意点②メッシュは使い続けると交換が必要

火床のメッシュは消耗品のため、使い続けると傷みが出てきて破れてしまうことも。

傷み具合は使い方により変わりますが、予備を持っておくとすぐ交換できるため、予備も用意しておくと安心です。

交換用メッシュは順次販売予定とのこと。公式HPなどで発売情報をチェックしておきましょう!

●注意点③焚き火シートを敷いて地面を保護しよう

火床がメッシュ素材のため、細かい灰が地面に落ちることがあります。焚き火をする際は、焚き火シートを敷いてから利用しましょう。

オプション商品で専用のシートも販売されています。まだ焚き火シートを持っていない方は合わせて購入しましょう。

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』はこんな方におすすめ

Bush Craft Inc.の『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』はこんな方におすすめです。

・すぐに焚き火を始めたい方
・設営の時間を短縮したい方
・大人数で焚き火を楽しみたい方
・焚き火調理を楽しみたい方
・軽い焚き火台を探している方
・新しい商品が好きな方
・他の人のキャンプギアと被りたくない方

大人数で焚き火をしたい方や、焚き火調理を楽しみたい方におすすめです!

横長の焚き火台は珍しく、さらに風防やゴトクが加わると豪華になるため、キャンプ場で目を引くこと間違いなしですよ。

『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』は機能性と軽さを両立した焚き火台

Bush Craft Inc.の『SUS クロスファイヤースタンド ダブル』は、独創的なデザインと高い機能性で、キャンプシーンを格上げしてくれる焚き火台です。

2箇所横に並べて焚き火ができる発想は新しいですね!

他の焚き火台とは一線を画す存在感を放つため、キャンプサイトに個性を演出したいキャンパーはチェックしてみてください。