10日午前、北海道苫小牧市の交差点で、73歳の会社役員の男が無免許であるにも関わらず、運転をしたとして逮捕されました。
男の無免許運転は、逮捕直前に起きた交通事故がきっかけで、発覚しました。

無免許運転の疑いで逮捕されたのは、むかわ町大成に住む73歳の会社役員の男です。

警察によりますと、男は10日午前9時半前、苫小牧市沼ノ端の道道の交差点で、Uターンしようと反対車線に入ったところ、前から来た乗用車と正面衝突しました。

この事故で、反対車線を走っていた乗用車の運転手は、腰の痛みを訴える軽傷を負いました。

警察が事故の処理を進める中で、男が無免許であることが発覚、その場で現行犯逮捕しました。

男は警察の調べに対し、「無免許で運転をしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

男は2014年まで運転免許を所持していましたが、以降は無免許の状態が続いていました。

警察は男がいつから無免許で運転していたか、余罪を捜査するとともに、事故原因についても、男の過失運転致傷の疑いも視野に捜査しています。