29日午前、北海道帯広市の市道で、道路を横断していた87歳の男性が乗用車にはねられ、死亡しました。

 29日午前9時まえ、帯広市西22条南2丁目の市道「柏林台通」で、目撃した人から「歩行者が歩道から車道に飛び出した」という通報がありました。
 警察によりますと、近くに住む吉田庄作さん87歳が道路を横断中、右から直進してきた乗用車にはねられ、頭を強く打つなどし、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察は乗用車を運転、こちらも近くに住む無職、三浦悠介容疑者24歳を過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕しました。
 取り調べに対し、三浦容疑者は「私が前をよく見ないで運転し、起こした事故です」などと話し、容疑を認めているということです。

 現場は片側1車線の直線道路で、信号機や横断歩道はありません。

 警察は三浦容疑者から事情を聴くなどし、引き続き事故の状況を詳しく調べています。