8日午後、北海道平取町にある老人福祉施設の屋上で、電気設備の点検作業をしていた93歳の男性が感電し、腕や太ももにけがをしました。

 事故があったのは、平取町本町にある老人福祉施設です。
 8日午後3時前、施設が停電したため、職員が屋上にある電気設備を確認しに行ったところ、設備の点検作業していた93歳の男性が倒れているのを発見し、119番通報しました。
 警察や消防によりますと、男性は左腕や太ももなどに感電した形跡がみられ、病院に運ばれる際、意識はあったものの会話がおぼつかない状態だったということです。
 当時、男性は高圧受電盤という設備の点検を1人で行っていたということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。
 男性は、毎月1回、この施設の電気設備の点検を請け負っていました。