北海道網走市で63歳の男が、自宅に遺体を放置していた事件で、遺体の女性は病死で、布団をかぶった状態で横たわっていたことが分かりました。

 死体遺棄の疑いで19日、身柄を釧路地検北見支部へ送られたのは、網走市潮見の無職、佐藤克剛容疑者(63)です。

 佐藤容疑者は17日午後「同居する妹が亡くなった」と、自ら網走警察署を訪れて話しました。
 佐藤容疑者の家で見つかった遺体は女性で、布団の中で服を着て、横たわった状態だったということです。

 18日の司法解剖の結果、死因は病死で、死後およそ4か月とわかりました。
 
 警察は、遺体は連絡がとれなくなっている佐藤容疑者の妹とみて、身元の確認を進めるとともに、佐藤容疑者が長期間、遺体を放置していた理由について調べています。