15日夜、札幌市で、同居する40代の母親を押して転倒させ、背中や顔を足蹴りするなどした疑いで、15歳の息子が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市に住む15歳の自称・解体工の少年です。

少年は、14日午後11時すぎ、札幌市内のマンションで、同居する40代の母親の肩を押して転倒させ、背中や顔を複数回、足蹴りするなどした疑いが持たれています。

警察によりますと、少年は、この日、母親が掃除のため、男の部屋に勝手に入ったことに腹を立て、口論となり犯行に及びました。

母親から「15歳の息子に蹴られて殴られている」と通報があり、警察が駆け付けると、少年は家にはおらず、警察は少年の居場所を特定し、犯行の翌日の15日夜、少年を逮捕しました。

母親にけがはありません。

取り調べに対し、自称・解体工の15歳の少年は「体のどこかは押しました。足蹴りはしていないけど踏みつけた」などと話し、容疑を認めているということです。

母親と少年は2人暮らしで、これまでにも警察への相談歴があり、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。