「よろしくお願いします」

7日、北海道江別市の保育園で行われた交通安全教室です。

舞台に立つのは、江別警察署交通課の警察官。しかし「ただ者」ではありません。

警察官
「チームオッ3(サン)」

一瞬にして、子どもたちの心を鷲づかみにしたのは、全員50歳以上の「チームオッ3(サン)」です。

子どもたちにわかりやすく交通ルールを教えながら頑張っている、オッサンのことも忘れないで欲しいと去年、結成されました。

7日の教室には、保育園児96人が参加。「信号の意味」や「横断歩道の渡り方」を学びました。

チームオッ3(サン)
「まずは赤!」

園児
「とまれ!」

チームオッ3(サン)
「次は青!」

園児
「進め!」

実物の交通標識も見ながら交通ルールを覚えていきます。

園児
「赤は止まる。青は行っていい」「オッ3(サン)」

駐車場では、運転手から見にくい場所=クルマの死角を体験します。

チームオッ3(サン)
「ここで遊んだら危ないです!ロープ張ってる内側では遊ばない」

江別警察署 高谷 政伸交通課長
「人やものがないか確認し、発進時や走行時にも目視確認をして運転するようお願いします」

園児相手にたっぷり30分頑張り続けた「チームオッ3」でしたが、最後に,子どもたちが夢中になったのは、江別署のマスコット「くまたろう君」でした。