舞踏家で歌手の花園直道が18日、東京・中央区の「明治座」で「芸能生活20周年記念公演」(19日まで)の初日公演を迎えた。

 江戸がテーマの歌謡劇や日舞とダンスを融合させた新感覚のパフォーマンスなど、花園の20年間を詰め込んだステージ。2年前からこの日のために準備していたという花園は「この20年間の中で圧倒的に準備期間をかけてきた。皆様に支えていただいて愛を感じてずっと幸せです」と喜びを口にした。

 ステージにはタレントのデヴィ夫人も登場し、花園は「5回も稽古にいらしていただいた。衣装もご自分で一から選ばれてコーディネートされた」と声を弾ませた。夫人と手を取り合いながら歌唱するシーンを披露し、「意気込みが僕も抜かれてるんじゃないかなというくらい夫人が熱いですね」と感謝していた。