フジテレビ系「めざまし8」(月曜〜金曜・午前8時)は19日、バドミントンの男子シングルスで元世界王者の桃田賢斗=NTT東日本=が18日に都内で記者会見し、団体戦のトマス杯(27日開幕・中国)を最後に日本代表から引退することを表明したことを報じた。

 18年世界選手権で日本男子初優勝し、同年に男子初の世界ランク1位にも君臨。一方で違法賭博への関与、交通事故に遭い、21年東京五輪では1次リーグ敗退と五輪メダルとは縁がなかった。

 MCで俳優の谷原章介は桃田について「いろんな苦難を乗り越えて世界一に登り詰めて」とし「東京五輪は本当残念でしたけど、11回世界のトップに立ってマレーシアとかシンガポールとかバドミントンがすごい盛んな国ではレジェンドのように尊敬されている方なんですよね」と表した。

 その上で「日本代表という重圧から1回解き放たれて年齢的にまだまだ29歳。お若いですからもう1回改めてご自身の好きなバドミントンに向き合って楽しいプレーをしていただければと思います」とエールを送り「活躍期待しています」と願っていた。