タレントのマツコ・デラックスが6日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜・午後5時)に生出演。日本を代表する湧き水や河川などを選ぶ「名水百選」令和版の選定作業が難航していることについて、私見を述べた。

 この日の番組では、昭和、平成でも選定されてきた「名水百選」が今回、環境省内で選定基準作りなどに時間がかかり、当初目指していた2024年度中の決定を見送ることになったという話題を取り上げた。

 この件についてマツコは「そもそも、そんなに関心がないです」とポツリ。「そもそも名水百選巡りってやる? たまたま行った先で『名水百選よ』って言われたら飲もうって思うけど、そもそも私、湧き水って飲みたくないのよ。手で『わあ、冷たい』くらいはやるけど」と続けた。

 85年に水質の優れた100か所が選ばれたものの、08年に「平成の名水百選」が選ばれてしまったため現在、全国に200か所以上の「百選」が乱立。さらに「令和版」は選考の間口を広げてしまったゆえの選定の難航について「期待して名水百選ありがたいって思ってる人からしたら裏切り行為よね」と、バッサリ。

 その上で「毎年、毎年入れ替わってないのよ、水質検査とかしてのトップ100じゃないのよ」と続けると「令和版に関しては、もう選ぶ必要もないよね。もう(水質が)きれいじゃないってことなら『名水百選(飲まないで下さい)』とか書いてあるのかな? 本当、詳しく分けた方がいいよ。百って必要なの? あと何回かやったら1000くらいになるでしょ? 選ぶからいけないのよ。過疎の場所とかにとっては死活問題かも知れないけどさ」と話していた。