◆ルヴァン杯1次ラウンド2回戦 八戸1―2鹿島(17日・プラスタ)

 八戸はホームで鹿島に1―2で惜敗した。前半25分、左サイドからMF音泉翔真が強烈なシュート。GKがはじいたボールにMF柴田壮介がJ初ゴールを決め先制した。

 鹿島はDF植田直通、MF佐野海舟、MF土居聖真ら日本代表経験者がスタメンに名を連ねた。後半開始からはFW鈴木優磨も投入し、分厚い攻撃で主導権を握り続けた。後半37分に途中出場のDF安西幸輝のゴールで追いついた。延長前半14分には鹿島DF濃野公人が2枚目の警告で退場。数的不利となったが同後半3分にMF知念慶が勝ち越しゴールを決め、120分間の激闘に終止符を打った。

 この日のチケットは5日に完売し4844人が来場。一般発売からわずか3日間でなくなるほど高い注目を集めた。八戸のホーム戦でのチケット完売は、プラスタの初戦となった16年10月2日のJFL第2ステージ第11節(対MIOびわこ滋賀)以来8年ぶり。敗れはしたが、超満員の八戸サポーターに堂々の戦いを披露した。