◆パ・リーグ 日本ハム4―4ソフトバンク(17日・エスコンフィールド)

 日本ハムが延長12回の末、ソフトバンクと引き分けた。本拠地・エスコンフィールドでの78試合目で初の引き分け試合となった。

 延長11回表に2点を勝ち越されたが、直後の攻撃で主砲が窮地を救った。2死走者無しから3番・万波が右前安打で出塁し、打席に入ったのは4番・マルティネス。ソフトバンクの守護神・オスナが投じた初球のカットボールを完璧に捉えた。打った瞬間に同点弾を確信した背番号2は、レフトスタンドに吸い込まれる打球を見ながら、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。

 投手陣はプロ初先発の福島が5回2失点と好投。その後はベンチ入りした控え投手9人中8人がマウンドに上がり、引き分けに持ち込んだ。