サッカー元日本代表DF内田篤人氏が17日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月〜金曜・後9時54分)に出演。同代表のチームメートで、同日に元日本代表MF長谷部誠が今季限りでの現役引退を発表したことに言及した。

 同番組のスポーツコーナーでMCの安藤萌々アナから「ついさきほど驚きのニュースが入ってきましたね」と振られると、「兄貴」と内田氏はひと言。長谷部のこれまでの活躍をまとめたVTRや引退会見の様子が映像で流れた後にコメントした。

 「(引退)会見後に連絡をいただきまして。『引退後は内田と違い怠けずにボールを蹴る』と宣言されました」と冗談を交えて引退の報告を受けたことを明かした。

 長い間、ドイツで活躍した長谷部。今後は指導者として日本、ドイツで期待されていることには「これだけの経験をされている方いないですし、いまライセンスを取りにいっている段階ですので彼が指導者として日本サッカーを強くしてもらえれば僕もすごい嬉(うれ)しいですし、今後ね、どうされるかわからないですが…。僕は『引退後も楽しいですよ』と伝えましたので、長谷部さんらしく生活してほしいなと思います」と再度ジョークを交えてコメント。

 最後に「長谷部さんの脚って傷だらけなんです。口には出さないですけど、そういった戦う覚悟とか僕見てきました。本当にお疲れ様でしたと言いたいですね」と結んだ。

 内田氏と長谷部は日本代表のチームメートとして8年間一緒にプレー。2014年のブラジル大会にも一緒に出場した。