◆パ・リーグ 日本ハム4―4ソフトバンク(17日・エスコンフィールド)

 日本ハムの建山義紀投手コーチ(48)が、プロ初登板初先発で5回2失点と好投したプロ3年目の福島蓮投手(20)を絶賛した。

 球団初の育成ドラフトから1軍の先発マウンドに上がった右腕。初回に2点を先制されたものの、変化球の割合を多くした2回以降は強力ソフトバンク打線に得点を与えなかった。

 試合後、建山コーチは「ボールが良いのはもちろんですけど、一定で投げられるので安定感は素晴らしい。ある程度緊張しながらも力を発揮できるタイプ。テイクバックが小さいですし、いきなり最後に手が出てくるのでバッターも差し込まれる。我々世代で言うと上原(浩治)のような、そこまでいったら褒めすぎかもわからないですけど、それを彷彿とさせるようなピッチングだった」と評価。次回登板については「球数も制限がある中、間隔もゆとりを持たせないといけない。次回登板は(間隔が)空くと思います」と見通しを明かした。