◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(20日・マツダスタジアム)

 広島の野間峻祥外野手が、強肩で観客を沸かせた。

 3回2死一塁。坂本の右前打を前進して処理すると、そのままノーバウンドのストライク送球で三塁を狙ったオコエの進塁を阻止。続く打者は4番・岡本和だっただけに、ピンチ拡大を防ぐビッグプレーとなった。

 今季は主に中堅で出場するが、この日は4月4日のヤクルト戦(マツダ)以来、今季2度目となる右翼での先発出場。この試合前までリーグ2位の打率3割2分7厘の高打率で打線を支えているが、守備でも頼もしさを発揮した。