◆サッカー男子パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯 ▽1次リーグB組最終戦 日本0―1韓国(22日・ドーハ)

 8大会連続五輪出場を目指すU―23日本代表は1次リーグ(L)最終戦で韓国代表に0―1で敗れ、2位通過となった。

 MF松木玖生(FC東京)は0―0の後半18分から途中出場。「自分が入ったら裏抜けやクロスに入って行くことを意識しようと(前半から)見ていた」。投入直後には右クロスをヘディングで狙うもヒットせず。同30分に相手右CKからファーサイドで韓国MFキム・ミンウに打点の高いヘディングを合わされ、今大会初の先制点を奪われた。

 同26分には松木が相手の激しいプレスをかわし、FW内野航太郎へ鋭い縦パスを供給。2試合連続の途中出場で存在感は見せたが、チームは今大会初の無得点に終わった。

 松木は「今日みたいな堅いゲームだからこそ、セットプレーの攻守においての重要さは、選手はすごく重要視してたけど、そういうところからの失点で、内容的には後半押し込んだ時間があったけど、そこで決めきることができず、こういう結果になってしまったので悔しい」と振り返った。

 準々決勝は開催国のカタールと対戦する。「次も勝たないと、トーナメントになるので敗退になる。自分たちは絶対にパリの切符をつかめるように強い気持ちを持って、(相手は)開催国になるけど、アウェーの中でしっかり日本に勝利を届けたい」と言い切った。