◆NBA ▽西カンファレンス プレーオフ1回戦 レイカーズ―ナゲッツ 第2戦(22日、米コロラド州デンバー=ボール・アリーナ)

 4戦先勝方式のプレーオフ(PO)が行われ、第7シードで八村塁が所属するレイカーズは、昨季王者ナゲッツと対戦し、99―101で敗れた。通算0勝2敗。レイカーズはナゲッツに対し、10連敗となった。最後に勝ったのは、2022年12月16日でそれ以降、勝てていない。

 八村は先発出場。約38分プレーして、3得点、5リバウンドだった。前半は3本シュート放ち、無得点も、後半に2点シュートとフリースローを1本決めた。フィールドゴール成功率は14・3%(7本中1本)と苦しんだ。

 この日の試合は前半、レイカーズが15点のリードで折り返し、第3クオーター(Q)も20点差を広げるも、そこからナゲッツが猛追。残り1分を切り、ついに同点とされ、最後は残り0秒でナゲッツのマレーに決められ、まさかの逆転負けを喫した。

 PO1回戦で、ナゲッツとの第3戦は、25日(日本時間26日)に、米ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われる。

 八村は自身3度目、レイカーズ移籍後は2年連続のPOとなった。昨季は「僕が一番活躍できるのは、大きい試合だと思っている」と語ったようにPOで強烈なインパクトを残し、大活躍。全16試合に出場し、1回戦の第1戦では球団記録に並ぶ途中出場から最多29得点をマーク。第1戦はいきなりPO途中出場の球団記録に並ぶ29得点し、そこから3戦連続15得点以上を挙げるなど、チームの西カンファレンス決勝進出に貢献した。

 レイカーズは2020年にリーグを制覇し、4年ぶりのタイトル獲得を目指す。また今季は新設された「インシーズン・トーナメント」でペイサーズとの決勝を制し、初代王者になっている。