5月3日（現地時間2日）に「NBAプレーオフ2024」1回戦が開催され、イースタン・カンファレンスではニューヨーク・ニックスが敵地のウェルズ・ファーゴ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの第6戦を迎えた。
試合開始から快調なスコアリングでリードを伸ばしたニックスは、36−22の14点リードで最初の12分間を終了。しかし、第2クォーターではシクサーズのランに苦しみ終盤では逆転を許してしまう。それでも、終わり際にアイザイア・ハーテンシュタインがダンクを叩き込み、51−54の3点ビハインドでハーフタイムに突入した。
第3クォーターではシクサーズに一時10点リードを許したニックスだったが、徐々に盛り返すとOG・アヌノビーの3ポイントシュートで同点に。最終クォーターでは一進一退の攻防が繰り広げられ、ニックスは試合残り26秒でジョシュ・ハートが値千金の3点弾を炸裂。リードを3点とすると相手にファウルを強いてフリースローを獲得し、最終スコア118−115で勝利をつかんだ。
敵地での死闘を制したニックスはジェイレン・ブランソンが41得点12アシストの大爆発を見せ、48分フル出場のドンテ・ディビンチェンゾは23得点4リバウンド7アシスト、46分29秒出場のハートは16得点14リバウンド7アシストの活躍。カンファレンス・セミファイナルではインディアナ・ペイサーズと激突する。
一方、無念のプレーオフ敗退となったシクサーズはジョエル・エンビードが39得点13リバウンド、タイリース・マクシーが17得点5リバウンド5アシストと奮起。今シリーズで出番の少なかったバディ・ヒールドも3ポイント6本を含む20得点と見せ場を作ったが、第7戦に持ち込むことはかなわなかった。
■試合結果
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 115−118 ニューヨーク・ニックス
PHI｜22｜32｜29｜32｜＝115
NYK｜36｜15｜32｜35｜＝118
