◆米大リーグ メッツ0―1カブス(1日・米ニューヨーク州フラッシング=シティフィールド)

 カブス・今永昇太投手が1日(日本時間2日)の敵地・メッツ戦に先発し、7回無失点で、日本人では14年田中将大(ヤンキース)以来3人目のデビュー5連勝を飾った。防御率0・78はMLB全体の単独トップ、5勝も同トップタイに立った。

 快投から一夜明けた2日(同3日)は、敵地・メッツ戦前にMLBネットワークのインタビューを受けた。このコーナーの恒例質問となっている朝食メニューを問われた左腕は「きのう前田健太さんと千賀さんと鈴木誠也と晩ご飯に行った。登板の後だったので夜ご飯をたくさん食べたので、今はまだ全然お腹減っていないので、(この日の朝に)ご飯を食べられていないです。(支払いは)前田健太さんがやってくれました」と明かした。

 今永と鈴木の所属するカブスは敵地・メッツ戦でニューヨークに遠征中。千賀はニューヨークを本拠地にするメッツに所属し、1日(同2日)に本拠地デトロイトでのカージナルス戦で移籍後初勝利を挙げたタイガース・前田は、3日(同4日)からヤンキースと敵地3連戦とあって、試合後にニューヨークに移動して、4人の豪華メンバーがそろった模様だ。

 1日(同2日)は、今永、前田に加え、ドジャース・山本も敵地・ダイヤモンドバックス戦で勝利投手になり、背番号「18」の3人が史上初めて日本人先発投手の3人同日勝利をマークした。