浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督が4日、横浜FM戦(6日、埼玉)に向けてオンラインで会見を行い、パリ五輪出場権を獲得したU―23日本代表の同アジア杯優勝に言及した。

 会見の冒頭、「日本のU−23日本代表がアジア杯を制したこと、おめでとうございますと伝えたい」と祝福。浦和のDF大畑歩夢が左サイドバックとして決勝・ウズベキスタン戦(1〇0、3日)にも出場しており、「歩夢にもおめでとうと伝えたい」と語った。

 今大会6試合のうち4試合に先発出場した大畑について、指揮官は「アジア杯に行く前にチームでも見せていた成長している姿を代表でも見せていた。ビルドアップも非常に良くなってる。フィジカルのコンディションも上がって、スピードも生かしながら試合中に攻撃参加できている。相手チームのバランスを崩すことができる選手です」と絶賛した。

 大畑は4日深夜にカタールから帰国する予定。6日の横浜FM戦でベンチ入り、起用する可能性を聞かれたヘグモ監督は「明日、大原の練習場に来る。チームのメディカルスタッフがチェックし、代表のリポートを見た上で判断したい」。ウズベキスタン戦でアディショナルタイムを含めて90分以上プレーし、約10時間の飛行機移動を含めて中2日の強行軍。帰国前の段階で疲労を考慮してベンチ入りを見送る判断もあるが、強行起用する可能性を示唆した。