サッカー男子のU―23アジア杯で優勝したU―23日本代表が4日深夜、大会開催地のカタールから羽田空港に帰国した。

 午後11時50分すぎ、パリ五輪出場権を獲得した大岩ジャパンが到着ロビーに姿を見せた。大岩剛監督をはじめ、副主将で全6試合に出場したMF松木玖生(FC東京)、3日の決勝・ウズベキスタン戦で決勝ゴールを決めたFW山田楓喜(東京V)ら国内組の17人が帰国。ファン・サポーター数十人から「おめでとう!」と温かい拍手で迎えられた。

 大会MVPに輝いた主将MF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)ら海外組5人は、カタールからそれぞれの所属クラブのある国へ戻った。また、ウズベキスタン戦の後半32分に相手GKネマトフと激突し、頭部に強い打撃を受けた荒木遼太郎は「脳しんとう」との診断を受けため、大事を取って5日以降に帰国する。