◆米大リーグ アスレチックス―マーリンズ(4日・米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム)

 アスレチックスのブレント・ルーカー外野手が4日(日本時間5日)、本拠のマーリンズ戦の3回に7、8号と今季メジャー初の1イニング2本塁打を放った。アスレチックスでは1996年マーク・マグワイア以来28年ぶり2度目の快挙だ。

 無死一塁で迎えた打席では左腕ロジャースの直球を、角度36度と高く舞い上がった打球は178キロのスピードで左翼席へ。飛距離136メートルの完璧アーチ。打者一巡で1死一、二塁では右腕マコーンのスイーパーを今度は角度22度という弾丸ライナー。こちらも178キロのスピードで左翼席に飛距離116メートルだった。

 この回大量10点を挙げたアスレチックスは勝てば6連勝となって、開幕20試合以上では2年ぶりの勝率5割となる。