◆明治安田J1リーグ ▽第13節 FC東京3―3柏(11日・味スタ)

 U―23アジア杯(カタール)で日本のエースとしてパリ五輪切符獲得に貢献した柏のFW細谷真大は、アジア杯終了後最初の試合で無得点に終わった。

 アジア杯では準々決勝のカタール戦で延長前半に勝ち越しのゴール、準決勝のイラク戦で2試合連続となる先制ゴールを決めるなど、エースストライカーとして存在感を発揮。代表戦後のコンディションについては「常にいい準備はしてる。代表選手の宿命だと思ってるんで、自分の持ち味を出していけたらいいかなと思ってます」と万全な状態を強調していた。

 チームは前半を1―3で折り返したが、後半開始53秒にDF犬飼智也のロングシュート、13分にMF島村拓弥が同点弾を決めたが、1人少ない相手に逆転まで持ち込むことは出来ず。今季のリーグ戦初の複数得点を記録したものの、細谷自身は開幕から8試合連続無得点となり「やっぱり1人少ない中で点が取れてないってところは、この先にも行けないと思ってるので。自分が点を取らないと意味ないのかなと思います。後半も起点にはなったが、もっとチャンスに繋がるような起点を作りたかった」と反省し、「せっかく代表でもいいイメージにして帰ってこれた。(ゴールを)しっかり貪欲に狙っていけたらいいかなと思います」と話した。