◆米大リーグ レッドソックス8―4ヤンキース(15日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイ・パーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・DH」で先発。5−3で迎えた7回の4打席目に、復帰後初の長打となる右中間エンタイトル二塁打を放ち、続く代打バルデスの中前打で生還した。ヤンキース側がチャレンジも判定は返らず、復帰後初の得点を記録するなど4打数1安打1得点で、打率は2割5分5厘となった。レ軍は、吉田の激走が稼いだ貴重な追加点が効いて8−4で逃げ切った。試合後の質疑応答は以下の通り。

 ―4打席、ご自身の打席を振り返って。

 「(先発)ロドン投手の力のある真っ直ぐにしっかり対応したいと思っていた。1打席目は差し込まれて、2打席目は捉えたけれど、力で押されて最後は(中堅手に)取られた」

 ―7回の第4打席で二塁打。代打バルデスの中前打で生還した。

 「2アウトでしたので、ジャッジ選手は肩が強いので油断はできないところ。スタートは良かったんですが、後で(ビデオを)見たら結構タイミングが際どかった。足が合わなかったので、どっちで滑ろうかなと。ちょっとそれで引っ掛かりました」

 ―外から上手く回り込んだ。

 「練習でもやっている。走力がないと、そういうところでカバーしていかないといけない。得点に絡んで、1点でも多く取るという意味で良かったと思います」

 ―黒いバットを使った。

 「白いバットと(重さや長さは)一緒なんですけど、色だけ黒。今年はシティコネクト(ユニホーム)の時は、黒で行こうと」