22日の「みちのくダービー」でホームに仙台を迎えるJ2山形は先着1万2000人(アウェーグッズ着用者以外)に、青色のバスケットボールユニホームとフラッグをプレゼントする。

 クラブ史上初のWプレゼントを企画したマーケティング部の井苅将樹さんは「スタジアムを青く染めたいという願いを込めました。当日はダンスイベントも行う予定で、ダンサーは袖なしが多いこともあり決めました。初の袖なしユニホームなので、ぜひ着ていただければ」と話した。山形・上山市出身で、両チームがJ1だった小学生時代に初めてみちのくダービーを観戦。「それを見てきたからこそ熱気で上回りたい」という思いで企画を進めた。

 チケットは指定席がほぼ完売するなど約1万5500枚が売れており、バックスタンドやゴール裏などの自由席には余裕がある。昨年7月のホーム開催は1万2533人が来場し、FW藤本佳希の4得点で4―1と圧勝。今季のチームは14位と苦しんでいるが、集客目標の1万8000人まで、あと少し。「皆さまの声援が良い試合のサポートになるはず。仙台サポーターの皆さまも、ぜひ山形にいらしてください」と力を込めた。

(岩崎 敦)