第65回北海道書道展(北海道新聞社主催、道書道連盟など後援)の会員・公募展が30日、札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)で始まった。



 招待作家・会員作品計210点と大賞・準大賞計10点に加え、漢字、大字書、かな、詩文書、墨象・前衛、篆刻(てんこく)・刻字の6部門の特選・秀作・入選計720点の合わせて940点を並べた。札幌市の塩田光子さん(80)は「書を習っているので、とても勉強になります」とじっくり見入っていた。5日まで。



 7日からは招待・会友展が行われ、招待作家・招待会員の計30点と会友作品(大賞、準大賞を含む)480点を展示する。12日まで。



 両展の共通入場券は一般500円、高校生以下無料。札幌での展示は、例年は札幌パークホテルなど別会場でも行われていたが、今年は同ギャラリーのみ。



 移動展は6月28日〜7月4日に函館、同13日〜8月4日に網走の両市を巡回する。