小樽市を2023年度に訪れた観光客数が761万2100人となり、18年度以来5年ぶりに700万人台を回復した。昨年5月に新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行し、国内旅行需要がコロナ禍前並みに戻ったことが大きな要因。市は、円安を背景とした外国人客の順調な回復に加え、小樽港へのクルーズ船の寄港数が増えたことも追い風になったとみている。