氷見市中心部の飲食店で食べ歩きや飲み歩きを楽しむ氷見商工会議所の「氷見 夜のまちなかグル巡(めぐ)り」は24日行われた。能登半島地震からの復興に向け、市民らがすし店や料理店、居酒屋など23店に繰り出し、こだわりの限定メニューを味わった。

 中の橋で約150人が参加して出発式が行われ、氷見域内消費拡大推進協議会会長の寺下利宏氷見商工会議所会頭が今年は年4回に拡大したとし「まちなかを少しでも元気にするため、いろんな店に回ってほしい」とあいさつした。林正之市長も「氷見のまちを元気にしていきましょう」と呼び掛けた。

 積良岳市議会議長、光澤智樹県議、松原勝久市観光協会長、森越三敬氷見建設業協会長らが加わり、参加者は積良議長の発声で、氷見市宇波沖の海底で熟成した「氷見・大宮海中熟成復興絆酒」などで乾杯した。

災害復旧復興支援で全国の自治体から氷見市に派遣されている応援職員らもグル巡りを楽しんだ。

 1セット3千円のチケット(600円券5枚と900円券1枚の計6枚つづり)を購入して参加店で利用し、昨年より300円を上乗せして900円分がお得になる。各店はチケット1〜3枚分の限定メニューを提供する。7月26日、9月27日、11月29日にも行われる。