福井県あわら市のあわら温泉調理師会「芦親会」は3月31日、福井のブランド地鶏「福地鶏」を使った炊き込みご飯とイチゴを、同市の芦原温泉駅西口アフレアで販売した。売り上げ全額と会費合わせて10万円を能登地震被災者への義援金に充てる。

 「北陸新幹線県内開業を祝い、あわらを盛り上げたい」と、同会場で30、31日開催の「いちごフェスティバル」に合わせて企画した。

 同会などは福地鶏のミンチ、あわら市のニンジンなどを使った炊き込みご飯のもとを商品化。それをもとに午前5時から仕込み、あわら産イチゴと一緒の100セット(各500円)を会員10人が販売した。1時間以内に売り切れ、今田会長は「完売が予想以上に早く、駅周辺のにぎわいに新幹線開業の熱気を感じた」と笑顔だった。
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