函館市の史跡「四稜郭」でたき火の跡が見つかり、管理する函館市教育委員会は被害届を提出する方針です。

2日、函館市陣川町の史跡「四稜郭」で、警察から「たき火の跡がある」と函館市教委に連絡がありました。担当者が確認したところ、1メートル四方にわたり芝生が焼けた跡が見つかりました。

坂詰怜記者:「焼けた跡をよく見てみると、飲み物のキャップや鳥の骨のようなものもあります」。

四稜郭は、箱館戦争の時に、旧幕府軍が新政府軍の攻撃に備えて築いたものです。国の史跡に指定されていて、火気の使用は禁止されています。函館市教委は、警察に被害届を提出する方針です。