あわや大事故につながりかねない危険な追い越し運転。その瞬間をドライブレコーダーが捉えていました。

今年3月30日午後7時ごろの北海道・旭川紋別自動車道で撮影されたドライブレコーダーの映像。後ろを走る車のヘッドライトが近づいて来ます。

次の瞬間。

■同乗者:

「横来た横来た、怖い怖い怖い怖い!!」

白い乗用車が真横を猛スピードで通り過ぎていきました。道路は片側1車線。走ってはいけない「路肩」を通り抜け、そのまま前を走っていたトラックも追い越していきました。

■運転手の男性:

「しばらくパッシングだったり、近づいてきて右に寄ったり左に寄ったりというのがしばらく続いて、先に行かせてほしいというような状況だったんと思うんですが」

白い車が追い越していく直前には、速度50km制限と追い越し禁止の標識もありました。

■運転手の男性:

「相手の車はだいたい80kmぐらいだったと思います」。

「私との車との間隔もほとんどないような状況で、感覚的には15cmとか20cmとかそれぐらいまで近づいてきたんじゃないかなって思いますね」。

危険な追い越し運転。道路交通法違反の「妨害運転」に問われれば最大で懲役5年、または100万円以下の罰金が課せられる可能性があります。