今月16日十勝の音更町で男子中学生が車にはねられ重傷を負ったひき逃げ事件で、警察は24日帯広市の53歳の男を逮捕しました。

逮捕されたのは帯広市に住む建設業の玉田章二容疑者(53)です。

警察によりますと、玉田容疑者は16日午後7時半前十勝の音更町の交差点で、自転車を押して横断歩道を渡っていた帰宅途中の12歳の男子中学生を軽トラックではね、そのまま立ち去った過失運転致傷とひき逃げの疑いが持たれています。

男子中学生は太ももの骨を折ったほか右の肺を損傷する重傷で現在も入院中で、警察がひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っていました。

警察の調べに対し玉田容疑者は「歩行者とぶつかる事故を起こし逃げたことに間違いありません」と容疑を認めています。