整備するエリアが内丸に絞り込まれた盛岡市役所の新庁舎について、有識者による審議会は、8月に盛岡市へ提出する答申案の検討に入りました。

28日行われた盛岡市の新市庁舎整備審議会に示された答申案は、整備エリアをはじめ、建物の規模や整備手法、2039年度を目標とする使用開始までのスケジュールといった内容が盛り込まれています。

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このうち整備の手法については、盛岡市庁舎の機能単独とするか、図書館をはじめ文化施設と複合化させるか、盛岡市以外の公的機関や商業施設などとの合築か、3つの想定が掲載されています。
新庁舎の整備エリアについては、5月の審議会でそれまで候補とされていた内丸、盛岡駅西、盛南の3つの中から、「内丸エリア」で市に答申することが決まりました。
審議会は28日の検討を踏まえて、次回7月31日の会議で最終案をとりまとめることにしていて、8月上旬に内舘茂市長へ答申する予定です。

盛岡市はこれを踏まえて、2024年12月に新庁舎の整備基本構想を策定する方針で、来年度以降、具体的な建設場所を決める考えです。