松林の再生に向けた取り組みが続く、岩手県陸前高田市の「高田松原」に繁殖する植物の「クズ」から植樹した松を守ろうと、地元の建設業者が28日、ボランティアで刈り払いに取り組みました。

IBC

高田松原に植樹された松の一部を枯らしているのは、マメ科の植物・クズです。
28日は岩手県建設業協会大船渡支部に所属する大船渡市、陸前高田市、住田町の建設業者たちおよそ200人が、枯れた松の下をはうようにして、ハサミやのこぎりを使ってクズのつるを切る作業を行いました。

参加者たちは津波で失われた松林の再生を支援しようと、心を込めて作業に取り組んでいました。