雫石町の元祖しずくいし軽トラ市(実行委など主催)は5日、中心部のよしゃれ通り商店街で始まった。20年目の節目で、荷台の新鮮な野菜や加工品を求めて多くの買い物客でにぎわった。

 歩行者天国にした約470メートルに、町内外から52台が出店。最高気温29・1度(平年比11・1度高)と夏の日差しが照り付ける中、昨年より500人多い約7800人が訪れた。

 会場には海産物やソーセージが焼ける香ばしい匂いが漂い、山菜、衣服、おもちゃなど幅広い商品が並んだ。家族で訪れた盛岡市みたけの会社員武蔵貴久さん(48)は「妻は産直、娘はポテト、息子はカブトムシが目的。いろんなものがあっていい」と楽しんだ。軽トラ市は11月まで毎月1回開く。