JR盛岡支社(久保公人支社長)は11日、盛岡市厨川にある資材センターの見学会を初開催した。岩手県の物流拠点を公開し、鉄道愛好家が貴重な部品に触れて鉄道運行への関心を高めた。

 企画総務部経営戦略ユニットの佐々木大輔マネジャーが燃料庫や旧国鉄時代からの木造倉庫を案内。県内外から訪れた10人に鉄道部品の調達の仕組み、安定供給の重要性などをクイズを交えて説明した。

 太さや形状が現在では珍しいレールや、古い駅名標なども紹介。参加者は普段見ることができない物品や運搬作業を興味深そうに見入った。