静岡県藤枝市の蓮華寺池公園で、市名の由来となっている藤の花が見ごろを迎えた。20日から5月5日までの「藤まつり」で、多くの市民や観光客の目を楽しませている。
 公園には約250本の藤が植えられている。「藤まつり」は今回で41度目。大型連休中にはステージ演奏などのイベントが用意されている。
 藤枝市は「サッカーのまち」としても知られ、1924年に旧制県立志太中学校(現藤枝東高校)がサッカーを校技としたことを機に今年は「100周年」をうたっている。先に今季限りでの引退を表明した長谷部誠選手(元日本代表主将)も藤枝東高出身。藤の花とサッカーは市の象徴となっている。【もぎたて便】
[時事通信社]