福岡市東部と福岡県新宮町を結ぶ西鉄貝塚線が開業100年を迎え、23日に記念ラッピング電車が運行を始めた。100周年のキャラクターを大きく描いたかわいらしい電車に、地元の保育園児らが声援を送った。
 同線は1924年5月23日に博多湾鉄道汽船の宮地嶽線として開業。運営企業や路線、駅を変わりながら続き、現在の営業距離は11キロ。福岡市東部や近隣自治体の住民の通勤や通学などに便利で、地元密着の鉄道として愛されている。
 福岡市東部地区は、九州大学キャンパス跡地の大型再開発が計画されるなど注目されており、再開発地域の起点となる貝塚線の役割拡大も期待されている。【もぎたて便】
[時事通信社]