「これからは江さんと協力して、子供を育てていきたいです――」

硬い表情でそう語った福原愛(35)。3月15日、元夫・江宏傑氏(35)との親権をめぐる問題が和解に至ったことを会見で明かした。福原は、台湾の卓球選手だった江氏と16年に結婚。17年に長女、19年には長男が誕生したが、21年7月に離婚を発表していた。

「共同親権となりましたが、離婚翌年に福原さんが台湾を訪れた際、長男を日本に連れて帰りました。面会交流期間を過ぎても戻さずにいたため、江氏が『連れ去りだ』と主張する事態に発展しました」(スポーツ紙記者)

東京家庭裁判所で引き渡しを命じる審判が下された後も福原はそれに応じず、その後、江氏が刑事告訴に踏み切った。

「会見では、福原さん側の弁護士が、『裁判所の決定に従わなかったのは不適切』と断言しました。事実上、福原さんの“完敗”と言えます」(前出・スポーツ紙記者)

愛息との別れに寂しさを募らせる福原を傍らで支える男性がいる。21年に“不倫疑惑”が報じられた相手のAさんだ。

「その後も交際・同棲報道がありましたが、関係はいまも続いているようです」(芸能関係者)

21年に都内にある推定3億円の超高級マンションを購入した福原だが、その物件は賃貸に出しており、150万円ほどの家賃収入を得ているとみられる。現在は別のマンションを購入して、Aさんと暮らしているという。

「2人が暮らしているのは高級マンションのペントハウスで、広さは約150平米。価格は1億5千万円ほどです」(前出・芸能関係者)

会見当日、本誌は自宅マンションから時間差で出てくる福原とAさんの姿を目撃している。節目の日も一緒に過ごしていたようだ。

福原をサポートする人物がもう一人いる。中国でマーケティング事業を手掛ける企業で社長を務める男性・S氏だ。

「福原さんは昨年から中国のSNSのアカウントを開設し積極的に発言するなど、中国での活動の幅を広げています。それを支援しているのがS氏のようです」

今年1月にはSNSのライブ配信で商品を宣伝・販売する「ライブコマース」に登場し、流暢な中国語を披露した福原。その影響力をS氏は高く評価しているのだろうか。

福原が暮らす都内のペントハウスの不動産登記をみると、S氏が福原になんと無利息で3億円の融資をしていることが確認できた。

すでに2件の高級物件を所有している福原だが、潤沢な“中国マネー”を後ろ盾に“不動産女王”に突き進もうとしているのか。

会見当日の午前中、S氏が社長を務める企業に対し、福原への支援について本誌が取材したところ、「昨年からサポートをしています。社長は今日もこの後福原さんと打ち合わせがあると聞いています」とスタッフが答えた。親権問題が一段落したことは、ビジネス上ではプラスにはたらくだろう。

五輪で2大会連続のメダリストに輝いた福原が、悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出した。