「東京15区補選におきまして、無所属で立候補する決意を固めましたことをご報告させていただきます」

4月8日、東京都内で会見を開き、衆議院東京15区の補欠選挙に無所属で立候補することを表明したのは乙武洋匡氏(48)だ。

生まれつき両腕と両足がない先天性四肢欠損の障害を持って生まれた乙武氏は「誰にでもひとしくサポートする存在が政治だ」と力説。

さらに「誰よりもサポートを受けることの重要性を実感してきたので今困っている人、今サポートを必要としている人々の力になりたい。『政治とカネ』の問題に対して強い憤りを感じ、政治に希望が失われている今の状況をリセットしたい」と意気込んでいた。

’16年の参議院選挙の時に自民党の公認で立候補を予定していたが、『週刊新潮』に不倫問題を報じられ、出馬を断念した過去のある乙武氏。会見では自ら反省の弁を述べていた。

「8年前の私の私生活におけるできごとは、今振り返っても恥じ入ることばかりですし、深く反省もしています。多くの皆さまの信頼を失いご迷惑をおかけもしました。あらためて深くお詫びしたいと思っています」

記者から、過去の女性問題についてどのように対応していくのかと問いかけられると、「まず私の方で申し上げなければならないのは、過去は変えられないということです」と述べた上で、5股と報道されていることについては、「5年間の結婚生活で5人ということなので、5人同時ということではない。そこは事実関係としては違うということだけは申し上げておきたい」と主張。

さらに「8年前の私生活のことで、もちろん私自身は反省をしなければならないんですけど、再チャレンジが許されないと、人生の再起というものが許さない社会になってしまう。逆にどうしたら償うことができるのか、お許しいただくことができるのか私が聞きたいくらい」と打ち明けていた。

今回も掘り起こされた5人の女性との不倫報道を受けて、’16年に当時の妻と離婚するも、’18年に20歳年齢が離れたハーフ女性との交際が報じられた“モテ男”の乙武氏。本誌は’23年1月に、ハーフ女性とは別の20代と思しき新恋人とスーパーで買い物する姿を目撃している。

女性が手慣れた手つきで乙武氏のダウンジャケットを脱がせるなど、気心知れたなかであることがうかがい知れた。2人は乙武氏のマンションの付近で頻繁に目撃されており、生活をともにしているようであった。

恋人とともに臨む“再チャレンジ”はどんな結果になるのだろうかーー。