来年度小学校に入学する子どもたちのランドセル購入の時期、いわゆる「ラン活」のシーズンを迎えました。

今年度の入学式から1カ月ほどしか経っていませんが、熊本市で開かれた土屋鞄製造所の販売会には、ランドセルを選ぶ子どもたちの姿が。

訪れた人も「(長女の時と比べ)だんだん前倒しになっているような感じがあって」「今ごろから動き始めないと、もうランドセルがなかなか手に入らないということで、品切れになっちゃうんで」と話します。

最近では、この時期が最も売り上げが多くなるそうです。

土屋鞄製造所の小川裕一朗さんは「ご家族の買い物になるので、家族単位で動きやすい長期休暇の時期が選ばれやすいのかな。従来は夏休みが人気だったが、年々早まっていて、今はゴールデンウィークがピーク」といいます。

商戦が早まっている理由としては、納得のいくデザインのランドセルを求め、早めに購入する家庭が増えたことへの対応やライバルとなる他社よりも早く販売を展開しようとする動きなど、さまざまな要因が考えられるそうです。

早めのラン活は、これからも続きそうです。