藤沢駅南口の商業ビル3棟を一体化する再開発事業を巡り、そのうちの「フジサワ名店ビル」が2027年夏に営業終了することが21日までに決まった。「藤沢駅南口391地区市街地再開発準備組合」が同日、同ビルのテナント向けに説明会を開いた。

 同ビルは1965年11月に完成で、地上7階地下1階建て、延べ床面積約8500平方メートル。同準備組合によると、現在、飲食や雑貨、書籍など扱う約65店舗が入居している。近年は老朽化が進むのを逆手に取り、「魅惑の頑固商店街」のフレーズで集客してきた。