窃盗の疑いでの逮捕、後輩への暴言、納税者情報を持ち出し一時紛失するなど、それぞれ教師や税務署職員ら3人に免職などの懲戒処分が出されました。

福岡県教育委員会は知人の家に侵入して着物や帯を盗んだなどとして逮捕・起訴された宇美町立宇美中学校の男性教諭(31)を懲戒免職処分にしました。

「金銭的に困窮していた。知人を困らせたかった」などと話しているということです。

福岡市立病院機構は、福岡市立こども病院の職員(45)を28日付けで停職10日の懲戒処分としています。

後輩職員1人に対し、「馬鹿」「殺すぞ」などと日常的に言うなどパワハラ行為を繰り返したということです。

福岡国税局でも、納税者250人の個人情報の書類を誤って持ち出し、帰宅するバスに置き忘れた佐賀税務署の男性職員を減給10分の1・1カ月の懲戒処分にしています。