兵庫県教育委員会は18日、川西北陵高(川西市)が16日に実施した身体測定で、計72人分の結果が生徒のタブレットで一時閲覧できる状態になっていたと発表した。

 同校によると、情報が流出したのは2、3年の計467人のうち、2年生52人、3年生20人。身長、体重、視力、出席番号などについて最大36分間閲覧できる状態だった。

 身体測定の結果は2023年度から「グーグルフォーム」に生徒が入力している。測定前に、職員が誤って教員用のURLを生徒に配布。生徒からの指摘を受け、ミスが発覚したという。

 同校は生徒と保護者に経緯の説明と謝罪の文書を配布した。「今後は複数の教員が確認する態勢を整える」とした。